留学した結果として英会話力が高くなる人には共通点がある

短期間のうちに英会話力を高めたいと願う人によっては、留学する決断を下すことがままあります。母国語が通じない遠い異国の地で英会話力を磨くことによって、帰国したときにはネイティブスピーカー顔負けの語学力が身に付くと信じて疑わない人は多いです。ところが、同じ条件で留学した場合に語学力が高まる人とそうでない人が存在します。彼らの間で決定的に異なる点は、帰国するまでに強い思いを持っていたか否かです。

留学によって英会話力が飛躍的に向上する人は、帰国時点の習熟度の目標を立てていることが多いです。漠然としたものではなく、ネイティブスピーカーと談笑しながら食事ができるなどといった具体的な到達点を思い描いています。何となく英会話を身に付けたいと考えていれば、どの分野の話題に特化した能力を高めたいのかが定まりません。結果として集中力が分散してしまいますから、留学で実力を伸ばす人よりも成長速度が遅くなるというわけです。