外国語でビジネスをするときの一番の苦労

私にとって商社に就職したことが外国語を使う仕事に就くきっかけとなりました。

宇都宮にある呼吸器内科で治療しつつ体調を整えながら仕事ができることをありがたく感じています。

実際、海外とのやり取りが多い部署に所属していましたので、英語は必須でした。

海外の人とコミュニケーションを取りながら仕事をする時にいつも苦労することは、各国の慣習や文化により表現の仕方が異なることです。

分かりやすい例といえば、日本語のビジネスメールなどでは「いつもお世話になっています」という社交辞令の言葉が文頭に使われます。しかし、欧米ではこういう表現は使われません。
それを無理に英語にしてしまいますと、おかしな表現になりますし、それを書くことによって逆に相手に違和感を与えてしまったり、誤解をされてしまう場合さえあります。

同じことがビジネスではいろいろな部分において言えます。
結局、英語で海外と仕事をすることは、単なる英語力の問題だけではないんです。
ビジネス英語は留学や旅行では学べないですから。

日本人相手と外国人相手では交渉の仕方も異なりますので、そういった表現の違いや考え方の違いなどを理解した上で話しを進めたり、メールやレターを書かなくてはなりません。

こうした点が異文化の人たちと英語を使って仕事をしていく中で、最も難しい部分といえるでしょう。